心の弱さは自分の味方

僕は落ち着きのないやつだから色んなところへ行く。そうすれば当然、色んな人と沢山出会う。かと言って、出会おうとは思っていない。出会うべき人とはそんなことを考えなくても出会うことになっていて、そのタイミングからお互いに必要な距離感で付き合っていくことになる。仕事したり、遊んだり、色々。そしてその距離感は事あるごとに常に変化していく。

 

そんなことを考えて「ワシも大人になったな。」って気分になるのがマイブームですこんにちは。

 

 

 

そんなこんな大人な気分で毎日を過ごしていると、色んな形で心を強く保とうとしている人を沢山見かけるようになるわけですが、当然その強さの奥には弱さがちゃんと控えているのも同時に見えるわけです。例えば、いつも強気な人には強気でいないといけない理由があって、めっちゃ頑張る人には当然頑張らなくてはいけない理由がある。自分の意見を絶対に通そうとする人には通さないといけない理由があって、ものをハッキリ言う人にはハッキリ言わないといられない理由がある。

 

僕の人への興味は、この "そうしなければならない理由" の奥にある。結局のところこの人はどんな人でありたいのか。どんな心の在りかたでいたいのか。そこに注目して見ていると、表面の表現とは違う、奥にあるその人の弱さが沢山見えてくる。

 

そこで僕は思う。この人は自分の心を理解しているのだろうか?自分の強い表現の仕方と、奥にある弱さの関係を理解しているのだろうか?こうやって人の表面と奥を同時に見て話す自分を、初めはなんて悪趣味なやつだ、、と思っていたが、最近は少し考え方が違う。

 

人の強さと弱さを同時に見てそれをこちらが受け入れながら相手と接していくと、相手の心はフラットになる事に気付いた。強くも弱くもならない、、それは何故なのか?

 

人には顕在意識潜在意識という2種類の領域がある。

 

ちょっと大雑把な例えかもしれないけど、普段から人にあーしろこーしろとめちゃくちゃ人に言う人がいるとする。その人に、「何であーしろこーしろ言うんですか?」って聞いてみたら、「みんなが今より良くなって欲しいから」とか、「自分の経験を伝えてもっと成長して欲しい」なんて言ったとする。

こんな感じで、"私はこう思っているんだよ!"って自分で思っている部分を顕在意識だとする。これはさっきの話で言うところの強く表現している部分。

 

だけど、僕がここからさらに一歩踏み込んだ質問をしたとする。

「何でその人が今より良くなって欲しいんですか?」と。

 

ここから先に踏み込むには、それなりの覚悟と絶対に持たないといけない考え方がある(やることやらないと99%喧嘩になります笑)けどそこは長くなるから省略するとして、踏み込んでいった先で出てくる答えの一例をあげるとしたら、

 

「自分が心配になるのが怖いから。」

みたいな答えが出てきたりする。

 

この時点で、何を言ってるのかわからない人にはごめんなさいだけど、こーゆー事ってわかる人にはわかると思うのです。こんな本人もわかっていなかった無意識の部分が、潜在意識

 

 

この顕在意識と潜在意識の間にお邪魔して話をする。そーすると相手の心はフラットになる。もしかしたらフラットにならざるを得ないのかもしれない。少なくとも肩の力は抜かないと自分が何を考えているのかわからなくなる可能性は高い。なんにせよフラットになる。

人間の心っていうのは非常に面白い。

 

 

そこで僕は思うわけです。

弱さを受け入れたあとの方が、5000倍ぐらい穏やかな世界だよ。って。自分の弱さはあなたが思っているより遥かに、あなたの味方ですよ。って。

 

自分を味方につければ自信がつく。そしたら自ずと魅力は増える。そうなるとそのあとに何が起こるか、、それは、弱さを隠してまであなたが恐れていた問題が解決する。ということが起こる。逆に解決しちゃうっていうね。

 

弱さを受け入れることが問題解決の最短ルート。これは理にかなってます、はい。僕が今まで出会ってきた誰かがこれを見て、自分の環境をHAPPYにする材料の一つとして使ってくれたら嬉しい。

 

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