丹沢の道を歩く。西丹沢の "檜洞丸" へ

最近。アイスティーのストレートと微糖どちらにしようか迷ったとき、お腹を触った感触でストレートに決めた、さとうだいすけです。お腹引っ込めますこんにちは。

※今回は、最後にこの日歩いた道のダイジェスト的な動画も載せておきます。道のダイジェストなので人はあまり写ってないけど、丹沢の道に興味がある人は是非ご覧ください。スマホで撮ったやつだけど(笑)

 

 

2020年1月11日(土)

2020年1月の土日は、今までよりも積極的に人と一緒に山に登りたいなーと思っていたので、曇りのち晴予報になっていた1.11(土)に行って参りました。日曜は天気が悪い予報だったから来週に持ち越したんだけど、「全然行けたじゃん。」って天気だったのは見なかったことにしておこう・・来週は頼んだよ、地球!

 

 

 

西丹沢の檜洞丸(ひのきぼらまる)へ。

 

今回のルート。

【西丹沢ビジターセンター】→【檜洞丸】→【石棚山】→【箒橋公園橋】→【西丹沢ビジターセンター】

 

久々の檜洞丸だったけど、よく考えると冬に登ったことなかったなあ。結果から言えば最高に良かった。メンバーがみんな前向きで助けられたのもあったけど、なんせ道が凄く良かった。幻想的だったし魅力的だった。さすが西丹沢としか言いようがない1日になったので、今回の山行を写真を混ぜて記録しておこうと思う。

 

 

この看板は、いったい何を伝えたいんだろう?

 

↑ビジターセンターを出発して早速、このルートが初めてだったメンバーがこの看板に騙された。

僕たちが目指しているのは檜洞丸、そして使いたいルートはツツジ新道。パッとこの看板を見たら右に行きません?僕、初めて来たとき右に行ったタイプです。んで、なんか道がわけわかんなかったので引き返して来てもう一度看板をよく見て「もしかしてまっすぐ・・?」と、まっすぐ進んで行くと登山道入り口が出て来たってことがあったので間違えちゃうの凄くわかる。だって、まっすぐの矢印と本道って文字だけ薄いじゃん。

当時、檜洞丸行くのに一番簡単な行き方はツツジ新道だとルートを選定してここへ来たからなのか、自分は初心者と思ってこの看板を見たからなのか、はたまたその両方なのか。「入口は右側にある。入口は右側にある。」と頭でループしながら道路を歩いて来てこの看板を発見し、純粋な気持ちで心から素直に「あ!あった!ここだ!」ってな具合に間違えた。この右に曲がるルートはキャンプ場が作ったルートって話なんだけど、この看板出してるのがそのキャンプ場っていう・・・このキャンプ場やばそうだから絶対使わないってその時に誓った翌年、車止める場所がなくて早速このキャンプ場に止めさせていただいたわたくしです。だって止める場所なかったんだもん。

 

 

↑先ずはサクッとひと山越えて、こんな道でゴーラ沢出合という沢が出合っている場所(そのまま)へ向かう。そしてそこにある川を渡る。石の上をピョンピョンと華麗に(たぶん)渡る。そして落ちないように渡るのと周りの景色を見るのに夢中で、写真を完璧に撮り忘れる。ゴーラ沢出合で川を渡ると、そこからまた山に入る。すると、しょっぱなから「これ使わないと登れないでしょ?」と言わんばかりに鎖が設置してあり「うわ、そうだった。」と、前回来た時に見た急な斜面を思い出したが、みんな気にもせずサクサク登って行く。「あ、今回のメンバーいいぞ。」って思った。やっぱ山登るには気持ちって大事。体力を気持ちで後押ししていくような、そんな感じ。式で言うと "体力×気持ち" みたいな感じだから、気持ちが前向きだと山に登るのはかなり有利になる。そしてその急な場所の写真も撮り忘れる。

 

 

↑いやいやしかし、ツツジ新道が簡単なコースなんてナメてはいけない。名峰檜洞丸にサクッと登ろうなんて甘いよね。それなりに急な尾根が続く道だったが、ほぼ休むことなく今井さんの声が尾根に鳴り響いていた。そう、喋るのが大好きな先頭を行く今井さんだ。今回は僕と違って聞き上手なメンバーばっかだったので、僕と話す時より良く話していた(笑)ほんとお喋りが好きな人なんだなと思ってウケた。楽しそうで何よりですよ。

 

 

↑今井さんの話を聞きにニホンカモシカもやって来た。なんかアホみたいな顔をしてた。困ったような、問うような変な顔だった。「僕、昨日何食べたっけ?」的な顔だった。僕は「・・・知らんがな。どうせその辺に落ちてるドングリみたいな変なやつ食べたんだろ。」と思ったが、僕はそういうことを言うとムードを壊すということを既に覚えていたので、それ以上は喋らなかった。これが功を奏したのか、ニホンカモシカとの遭遇はみんなにとって貴重な時間になった。ハズ。

 

 

山頂手前に来ると、ガラッと雰囲気が変わった。

↑山頂の方に来ると、視界が悪くなった。「天気予報め、何が昼から晴れるだ。全然晴れてねーじゃねえか!」そして腕時計に目をやると10時。なるほど。天気予報はまだ何も悪くない。

 

 

↑檜洞丸に到着。ここでご飯を食べた。もちろん写真は撮り忘れた。暖かいココアが一番美味しかったなあ。

 

 

霧氷満開の箒沢公園橋への道

↑帰りは石棚山というところを経由して、箒沢(ほうきさわ)公園橋という所に下山する。この道が良かった。紅葉がカラフルなのに対して、この道の木には真っ白な花が満開的な状態だった。霧氷という霧や雲が樹枝などに着いてできる氷らしいので、これが見れるのはタイミング次第ということになる。天気予報は全然、全くもって当たらなかったけど、これは逆にラッキーだったのかもしれない。持ってんなー俺。あ、俺じゃないかもしれないか・・・。

 

 

↑こことかいいよねー!神奈川にもこんな道があるんだよ。西丹沢っていいよねー。ってことで、

 

 

↑ここで写真を一枚!みんな丹沢Tシャツを貰ってくれた人達なのです。

ありがとう!

 

 

↑太陽が出て来た。時計をみると12時01分。

あたっとるやないかい!

この後、風で木から霧氷が雨のように落ちて来た。僕たちの上からたくさんたくさん落ちて来た。その霧氷は太陽の光を浴びてキラキラと光りながら落ちて来た。音もした。シャリシャリとかパラパラとかキラキラとか色んな音が混じっていたが、あとで動画を確認したところ "キラキラ" という音はロマンチストな僕の思い込みが産み出した音だったと判明する。

 

↑さっきまでの感じも凄い良かったけど、やっぱ晴れって最高!青い空は気分も明るくなる。この道もまた凄いなー。こんなところ歩いたらもうアスファルトなんて退屈すぎて歩けないよ!歩くけど。

 

 

↑「苔は小さい森だよね。」なんてことを知り合いが大山で言っていたのを思い出し近くで撮影。そして自分が小さくなってこの森を歩く姿を想像する。虫とかもデカく見えるってことだよな・・怖っ!!!ってなったので、想像するのはすぐ中止した。苔はフワフワして気持ちいい。つい触っちゃう。

 

 

↑木にも苔が付いていた。生きている木と死んでいる木では、触り心地が違う。個人的には生きてる木の方が好き。そして一言で言うと木は優しい。

 

 

西丹沢の人たち。

箒沢公園橋に下山してから、アスファルトの道路を西丹沢ビジターセンターまで歩いた。飽きると思ったけど、西丹沢の景色は良かったし、人と一緒に歩くと全然退屈しない。一人もいいけど、みんなで歩くのもいい。どっちもいいなーと今回改めて思った1日となりました。西丹沢ビジターセンターに戻って中を覗いてみると沢田さんの姿があった。忙しいかなーと思いつつ声を掛けてみると、すぐに出て来て快く迎えてくれた。沢田さんはいつ来ても快く迎えてくれて、西丹沢の情報をくれる。Tシャツで繋がった縁だけど本当にありがたい存在で、西丹沢に来た時の楽しみの一つになっている。が、忙しいだろうからダラダラせずに挨拶して退散する。「また来たときは寄ってください。」と言われた。僕もこういう人になりたいと思った。ありがとうございました!

 

 

↑帰りはここ "丹沢湖レストハウス" 。ここのお店もTシャツで繋がった。家族でやっているんだけど、みんないい人なんだよなあ。今回息子さんにはお会い出来なかったけど、お母さんが笑顔で迎えてくれた。嬉しいなー。

 

ここはタイミングによっては開店時間に合わせて人が並んだりもする人気のお店。

今回、この店で僕が狙っているのは "猪鍋" 。季節物だから食うなら今なのだ。

 

 

一人前、どーーーーーん!

っていうね(笑)

これに、ご飯付けて最後にサービスしてもらったうどんを入れてお腹いっぱい。いや、いっぱーーーーい。ぐらい満足!猪ってこんなにうまいんだ。いやココの店だからうまいのか?イノシシが初めてだからその辺はわからないんだけど、本当にうまかった。体もかなり温まったし、スープが絶妙だったなー。ここのお父さんが作る料理、全部うまいんだよな。3回目だけど全部あたり。次にきた時は "足柄牛ステーキ丼" か "信玄鍋" だな、楽しみ。丹沢Tシャツの時、一緒に写真を撮ってくれたここのお父さん、17時の閉店ギリギリまでいてしまった僕達にダムカレーや鹿のことを教えてくれたりした。

ありがとうございました!美味しかったです!

 

 

↑こんなにダムカレーが似合う人っているんだなあ。※丹沢湖レストハウス前にて今井さん。

 

 

いやあ良い1日になりました。

みなさん、ありがとうございました!

一緒に山に行って良かったです!

 

 

この日のハイライト的な動画を載せておきます。ブログ見たら良い感じに見れるものにしようと思ったんだけど、途中で編集するのに疲れちゃって。文字の位置も直せなくなっちゃったり、フォント探しもわけわかんなくなっちゃって、しまいには間違えてるところも修正しないという。やはり編集する人は凄いんだな。行った人にしかわからないハイライト部分が多いかもしれないけど、今後はゆっくり進化させていきたいと思った。少しぐらい編集する前提で撮らないとダメなんだろうなー、そうしないと本当にしんどい。ではでは、最後まで見てくれてありがとうございました。

 

※一部、箒沢公園橋が箒沢橋になっているところがあります。ごめんなさい。

 

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